ファミリーヒストリー☆

本日は、ご親族の結婚披露宴にご出席されるお支度(ヘアアレンジ&メイクアップ&着付け)をいたしました。

動画や写真を駆使しながらお打ち合わせし、ご宿泊されているホテルに伺いました。
お祖母様がお母様のために多くのお着物をご用意なさっていらっしゃいました。
直接拝見したいと思うほど多くの素晴らしいお着物や帯の数々。
その中で、一番気になるとおっしゃるお着物に合わせてコーディネイトをいたしました。

クリームの色地に、藤や牡丹など花々が可憐に描かれた友禅の小振袖+木の風景がパステルカラーで綴られた綴れの袋帯+飛び絞りの帯揚げ+佐賀錦の帯締め
この季節にぴったりなコディネイトになりました。
なによりお母様が「24歳の時に初めて着て、それから2度ほど着たかしら」と、ご自分の娘時代を思い出しながら、娘様のお着物姿にお喜びでした。

 

自分の着物を娘が着るのを喜ばれるお母様のお姿は、いつも目にする光景ですが、単に娘が着ているということ以上に、自分のために自分の母親がどんな想いで用意してくれたかというところにまで想いが至るのでしょう。
着物を身に纏うとは、長い年月の流れの中に続いていくご家族の想いも纏えるのです。

伊與田(いよた) 利恵(としえ)

伊與田(いよた) 利恵(としえ)

日本の美意識を、現代に生きるエレガンスへ。 日本文化とエレガンスで、その人本来の品格を整える。

舞台・CM・テレビ・映画・婚礼など、多岐にわたる現場で着付けを担当してまいりました。

この道を志す原点となったのは、母の花嫁姿を収めたメイキングビデオです。着物をまとうことで生まれる美しさと、ご本人やご家族の心に残る感動に触れ、和装と美容の世界へ深く心を動かされました。

着物は、ただ身にまとう衣装ではありません。季節や場への敬意、相手を思いやる心が表れ、立ち居振る舞いや所作までも美しく整えてくれる、日本文化の粋です。

着付け師・美容師として装いを整えるとともに、マナー講師として、その装いにふさわしい振る舞いまでお伝えしています。外見だけを美しくするのではなく、その方の内側にある品格や魅力が、自然に表れるお手伝いをすることを大切にしています。

新しいことに心を開き、学びや出会いを楽しむことも、私の変わらぬ姿勢です。年齢を重ねるほどに深まる、その方らしい美しさを大切にしながら、着物を通して人生の節目や日々のひとときに、彩りと自信をお届けできましたら幸いです。

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