新調した着物には、しつけ糸がついています。
「しつけ糸」は、着るときにはとってしまうものですが、等間隔にぴしっと縫われているしつけは、気持ちの良いものです。
前日までの心に余裕を持てるときに、コーディネイトやお相手のことを思い浮かべながら、丁寧に取りましょう(*^^*)
ゆめゆめ慌てて当日に・・・などということのないように(^_-)-☆
きもの用語辞典によると「躾とは」
和裁用語。本縫いではなく、縫い目や折り目を固定するために、仮にとじたり押さえ縫いをしておくこと。新調のきものが型くずれしないように、本縫い作業がしやすいようにするために行う。絹地には絹糸をもちいる。
躾は、身を美しくすると書きます。
日本大百科全書(ニッポニカ)「しつけ」の解説によりますと
躾の字は国字であり、武士にふさわしい上品な立ちふるまいを授け、身構えを美しく保つという意味からつくられた字だそうです。
躾が良いと、人間も着物も美しいですね!
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