しつけ糸は、前日までに取りましょう。

新調された着物や丸洗いなどのお手入れ後の着物には、しつけ糸が縫い目や折り目などを仮に押さえるために縫ってあります。
「どこを切ればいいの?」と、慣れない時は心配ですよね。
取っていいしつけ糸は、取りやすいようにざっくりと大きい縫い目で縫われていますので、目で見てすぐに分かります。


仕立屋さんにもよりますが、袖口、袂、裾などに付いています。
細かく取りにくく縫われている(点状の縫い目)ものは、取ってはいけません。

取りやすいけれど、当日に慌てて取ると、一部取り忘れがあっては困りますので、前日までにゆとりをもって、丁寧に取りましょう。
新調したり、綺麗にお手入れされた着物を整えることは、とても嬉しいものです。
着物を纏う楽しみは、準備の時間から始まっています。
しつけ糸を取ることも、楽しんでくださね。

伊與田(いよた) 利恵(としえ)

伊與田(いよた) 利恵(としえ)

舞台・CM・TV・映画・婚礼など、多岐にわたる現場で着付けを担当してまいりました。母の花嫁姿を収めたメイキングビデオをきっかけに、「着物をまとうことの美しさと感動」を伝える仕事に目覚め、以来、美容と和装の世界に情熱を注いでいます。

着物は単なる衣装ではなく、立ち居振る舞いや所作までも美しく整える、日本文化の粋。その魅力を伝えるため、美容師・マナー講師としても活動し、内面からのエレガンスを引き出すお手伝いをしております。

好奇心旺盛で、常に「楽しくワクワクすること」を大切にしています。年齢を重ねても、自分らしく、上品に輝けるスタイルを追求中です。着物の魅力を通じて、多くの方の人生に彩りを添えられたら嬉しいです。

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