「紗袷」は、知ってはいましたが、実際に見る機会はありませんでした。
しかし、とうとうわたくしのもとにやってきてくれました♡
はじめて見たときの感想は、
「涼しそう❣」
「軽い❣」
「見えないところも❣、なんと贅沢な❣」
友人がおば様から譲られた「紗袷」をわたくしにくださったのですが、その時のお礼メールに、わたくしの気持ちが一番よく表れています↓
「本日お休みなので、いただいたお着物をじっくり眺めていますと、身頃はもとより、お袖も襟も、芝の文様が全て上を向いているではありませんか!
小紋だと思っておりましたが、付下げの柄付けにされたものでしょうか。
紗合わせは、贅沢なものという位置づけで訪問着柄が多いと聞きますが、一見小紋のように見えて、染めるときも仕立てるときも手が掛かる付下げの柄付けで紗袷にされているのですね。
しかも、裏の絽の芝柄もその様になっていて、なんと贅沢なのでしょう!
お仕立ても、今まで目にしたどれよりも美しいです。
見えないところのおしゃれこそ、和の美といいますが、まさしく今それを目撃しました(*^^*)
今まで知識としてだけの紗袷の着物が、実際手に取り着用することができることは、なんとも着物をライフワークにする私にとって、幸せなことです。」
結論(また、変わっていくと思いますが現時点で(^_-)-☆)
「立夏を過ぎたら、紗袷イチオシ❣」
「6月単衣の季節に、一足先に涼を届ける紗袷❣」
「紗袷は、自由なおしゃれ着物❣」
まだ、初秋を迎えていないので、↑のように結論付けましたが、「紗袷」は贅沢な着物だからこそ、「紗袷」の見た目の涼やかさをわたくしは重視します♡
いただいた「紗袷」は、表も裏も絽です
透け感が涼を感じさせますが、2枚合わさっているので、下に着ているものは透けません
夏物のように下に着る長じゅばんなどを気遣う必要がないのも、嬉しいポイントでした(^_-)-☆
また、単衣の着物より軽いので、着ている本人(わたくし)は、とっても楽でした♡
聞くところによると「紗袷」は、大正時代に呉服屋さんが、もう売るものがなくなった上得意様に向けて考案した着物だそうです
仕立ても難易度が高いそうです
よって、「紗袷」の神髄は、自由に纏うこと\(^o^)/
紗袷TPO☆
↑5月10日、「ティファニー展」にて、「袷」として、纏いました( ^)o(^ )
とても暑いけれど、まだ単衣の時期でもない、、、
「立夏」を過ぎたら「単衣」でいいと思います!
でも、気持ちは「袷」も捨てきれない、、、
両方叶えてくれるのは、「紗袷」です\(^o^)/
↑5月30日、ジャパンエレガンススタイルアカデミーの「実践テーブルマナー講師養成講座」受講の折に、一年中使えるたて糸に絹よこ糸に和紙を使った帯を締めました
この帯は八寸帯仕様でしたが、とみひろ表参道店の宮良店長のアドバイスで、裏表使えるよう、二重太鼓が結べるようにと、単衣の袋帯?仕様に仕立てていただきました
お着物も帯もおしゃれに振れていますが、付け下げに二重太鼓を結ぶと、気持ちと背筋がシャンとします
楽にきちんとを叶えてくれたコーデです\(^o^)/
↑6月10日、銀座のレイカサイで中国宮廷料理と薬膳と一水空のイベントには、夏帯を合わせました
ドレスコードは、スマートカジュアル
王道の紗袷コーデです\(^o^)/
梅雨の時期である6月後半は、「紗袷」はお休み時期にしました
紗袷は、2枚合わさっているので、雨の時には着たくない
理由は、仕立て直しは難しいと思いますし、涼を運ぶ紗袷の上に雨コートは似合わない
わたくしの個人的な感想です💦
秋単衣には、「紗袷」はわたくしは着ないかも、、、
体感はともかく、「紗袷」は一足先に「涼を運ぶ」着物のように感じています
紗袷は、おしゃれに涼を運ぶ着物(^_-)-☆
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